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ジョンソン・エンド・ジョンソンと、未来医療推進機構とのMOU締結について

お知らせ
2025.06.26

再生医療をはじめとする「未来医療」の産業化と国際貢献のハブ機能を強化する一般財団法人未来医療推進機構(理事長:澤芳樹)は、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループとの間において、超高齢化社会における健康課題の解決及びイノベーションの創出等について互いに連携・協力する可能性を検討するための「Smart Healthy Aging Initiativeに係る基本合意書」(以下MoU)を締結したため、その発表セレモニーを、Japan Healthの会場内で行いました。

大阪・関西万博開催中で、世界の注目が、大阪・関西やライフサイエンス産業に集まる中、このMoUの締結が発表できることは、世界のヘルスケア産業にとって大きな意義があると考えております。


未来医療推進機構は、グローバル市場に向けた競争力強化を目的として、海外のバイオクラスターとの戦略的提携を進め、国際共同研究や海外企業との連携を推進しています。また、日本国内でも、世界トップレベルの研究機関や産業クラスターを形成し、バイオ・ライフサイエンス分野の重要な拠点として発展してきた京阪神地域(京都・大阪・神戸)の連携の重要な役割を担うと共に、再生医療エコシステムやスタートアップエコシステムの展開を加速させております。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそすべてだと考えています。ヘルスケアイノベーションにおける私たちの強みが、複雑な病を予防・治療・治癒し、治療をよりスマート化した、低侵襲なものに進化させ、一人ひとりの患者さんに合ったソリューションを提供することができる世界を築く力になります。Innovative MedicineとMedTech(メドテック)における専門性を生かし、将来の飛躍的な進化に向けてヘルスケアソリューションの幅広い領域でイノベーションを推し進め、人々の健康に大きなインパクトを与えていきます。

「Smart Healthy Aging Initiative(スマート ヘルシー エイジング イニシアティブ、以下SHAI)」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループが推進するプログラムで、健康寿命を延伸し、平均寿命と健康寿命の約10年の差、いわゆる「失われた10年」を短縮することを目指しています。医療用医薬品とメドテック(医療機器・医療機器ソリューション)を扱うトータルヘルスケアカンパニーとしての技術力と知見を結集させ、産官学とのオープンイノベーションを通じて、健康寿命の延伸に貢献する日本発のソリューションを創出し、人々のQOL向上と持続可能な社会保障制度の実現にも寄与することを目指します。


本MoUでは、超高齢化社会における健康課題の解決、及びイノベーション創出に寄与するヘルスケアエコシステム構築の促進及びイノベーション人材の育成、医療・健康データを活用したデータ駆動型ソリューションの開発に向けた研究及び実証など、主として超高齢化社会における健康課題の解決及びイノベーション創出等に関連する範囲において、連携・協力の可能性についての検討を行います。

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