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BioValley France、大阪バイオ・ヘッドクオーター、一般財団法人 未来医療推進機構(Nakanoshima Qross)の三者によるライフサイエンス産業振興に かかる覚書の締結について
2025.10.08BioValley France (代表者:ロミナ・マルコ ヴィッチ、以下、バイオバレー・フランス)、大阪バイオ・ヘッドクオ ーター(代表者: 審良 静男(公益財団法人千里ライフサイエンス振興財団理事長)事務局:大阪府)、一般財団法人未来医療推進機構(以下「Nakanoshima Qross」、理事長:澤 芳樹)は、令和7年10月7日に、中之島クロス(大阪市北区中之島4丁目3番51号)において、三者でライフサイエンス産業振興にかかる覚書を締結いたしました。
バイオバレー・フランスは、フランス政府の支援もあり、フランス・グランテスト地域圏を拠点とするスイス・ドイツと連携して形成されたヨーロッパ有数のライフサイエンス・バイオ産業クラスターです。ストラスブール大学、研究機関、病院、大手製薬企業やスタートアップなど産官学が密接に連携しており、バイオテクノロジー、製薬、医療機器、デジタルヘルスなど医療イノベーション全般に強みを持っています。
大阪バイオ・ヘッドクオーターは、府内の産学官が一丸となり、健康・医療関連産業のさらなる発展に向け施策を推進しております。府内ライフサイエンス産業の振興を推進する取組みとして、これまでバイオ分野の国際展示会等を通じて欧州のライフサイエンスクラスターと交流を深めてきたところです。
Nakanoshima Qrossは、厚生労働省「創薬クラスターキャンパス整備事業」など国策とも連動し、グローバル市場に向けた競争力強化を目的として、海外のバイオクラスターや、グローバルファーマとの戦略的提携を進めています。また、日本国内でも、世界トップレベルの研究機関や産業クラスターを形成し、バイオ・ライフサイエンス分野の重要な拠点として発展してきた京阪神地域(京都・大阪・神戸)の連携の重要な役割を担うと共に、再生医療エコシステムやスタートアップエコシステムの展開を加速させております。
Nakanoshima Qrossは、本覚書を通じて、再生医療をはじめとする未来医療の産業化と国際貢献のハブ機能強化を目指し、大阪・関西におけるライフサイエンス産業の国際的発展に寄与してまいります。
提携の目的
・両地域のライフサイエンス産業における研究開発・事業化の促進
・企業、研究機関、医療機関の交流強化による協業機会の創出
・国際的なプレゼンス向上と産業振興への貢献
主な取組み
・クロスイノベーション・パートナーシップの推進(研究協力、創薬開発、事業連携など)
・技術移転・スタートアップ支援に関するベストプラクティスの共有
・定期的なクラスター間会合や人材交流の実施
・産業・研究動向やビジネス機会の情報発信とマッチング支援
※10月7日には、中之島クロスで開催されたビジネス交流会(在日フランス大使館貿易投資庁ビジネスフランス主催)に参加し、日本企業とのビジネスマッチングを行いました。