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10月20日(月)に「再生医療×ものづくり技術連携フォーラム~ものづくり企業の事例から学ぶ再生医療業界の課題解決~」を開催しました

活動レポート
2025.10.22

10月20日(月)にNakanoshima Qross 2階Qrossover Lounge 夢にて、「再生医療×ものづくり技術連携フォーラム~ものづくり企業の事例から学ぶ再生医療業界の課題解決~」を開催しました。

本イベントは、近畿経済産業局 関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC)とNakanoshima Qrossと東大阪市が連携し、再生医療業界の技術的課題解消に向けてものづくり企業の有する技術をつなぐことを目的としたものです。当日は約60名の皆様にご参加いただきました。

冒頭の主催者開会挨拶では、信谷 和重 氏(近畿経済産業局長)より、先日ノーベル生理学・医学賞を受賞された大阪大学・坂口志文特任教授のほか関西には高いレベルのサイエンスが集積している中で、その担い手であるものづくり企業への期待が示されました。

続いて、澤 芳樹 理事長により日本の科学技術を社会実装へとつなぐ新たな挑戦として、「中之島クロス創薬クラスターキャンパス事業」のビジョンと戦略が示されました。今後は、CIC、Plug and Play やLINK-J等インキュベーター・アクセラレーターとの連携を通じて、グローバル水準のインキュベーションの推進と、起業家的人材の育成を強化していきます。この仕組みはスタートアップ向けに限らず、ものづくり中堅・中小企業も同じであり、即戦力のあるプレイヤーとして期待を寄せられました。さらに、CDMO事業の推進や国際連携の拡大を通じ、世界50カ国以上との協働を進めながら、まさに「サイエンスの価値に投資する場」としての「サイエンスカジノ」の比喩を交えながら、中之島から世界へ、と決意が述べられました。

次に再生医療に取り組むものづくり企業の事例紹介として、
株式会社サンプラテック 企画開発本部 商品開発部長 土井 猛司氏
大阪サニタリー株式会社 取締役 柿﨑 良哉 氏
サラヤ株式会社 サラヤ総合研究所 再生工学研究センター 課長  龍見 宗樹 氏
にそれぞれご登壇いただきました。

実際に再生医療分野に参入されたご経験を通しての課題や参入のきっかけなど、非常にリアルなお話をいただきました。

株式会社サンプラテック 企画開発本部 商品開発部長 土井 猛司氏
大阪サニタリー株式会社 取締役 柿﨑 良哉 氏
サラヤ株式会社 サラヤ総合研究所 再生工学研究センター 課長  龍見 宗樹 氏

イベント終盤のネットワーキング(名刺交換会)では、登壇者と参加者の間で活発な交流が行われました。再生医療・ものづくりを共通テーマにした多様なつながりが生まれるひとときとなりました。

本イベントをキックオフとして、今年度はあと2回、シリーズもののイベントを企画しているところです。今後も新たなビジネス交流を促進するとともに、研究機関や中堅・中小企業、スタートアップ間での相乗効果を高めるべく、マッチングまで実際につながることを目指して企画内容を深めてまいります。次回は11月27日にニーズ紹介セッションおよび公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団の見学もプログラムに組み込む予定にしておりますので、是非ご参加ください。

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