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10月17日(金)「培養肉の未来を考えるセミナー」を開催しました

活動レポート
2025.10.24

大阪大学大学院工学研究科の松﨑典弥教授と、参画企業5社(株式会社島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス株式会社、TOPPANホールディングス株式会社、株式会社シグマクシス、ZACROS株式会社)による「培養肉未来創造コンソーシアム」は、「3Dバイオプリントによる食用培養肉製造技術の社会実装」に向けた具体的な取り組みを推進しています。

本コンソーシアムでは、企業の枠を超えた協業体制のもと、「3Dバイオプリント技術の応用開発」や「生産から流通までを見据えたバリューチェーンの構築」を進めています。また、社会実装に不可欠な「大量培養技術」や「安定した細胞製造プロセスの確立」にも取り組み、2031年の培養肉商業化を目指しています。

こうした取り組みを広く発信する場として、同コンソーシアムは2025年大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」(大阪府・大阪市協賛)に出展。ミライの培養肉自動製造システムや3Dバイオプリントで製造した培養肉を展示し、環境負荷を抑え、世界的なタンパク質不足解決に寄与する「ミライの食」の一形態として培養肉の可能性を提示しました。

コンソーシアムの総会開催に合わせて、Nakanoshima Qrossでは「培養肉の未来を考えるセミナー」が実施されました。

セミナー冒頭では、各省庁や企業による細胞性食品に関する取り組み、および国内外の最新動向が紹介されました。

続いて、登壇者によるディスカッションが行われ、「細胞性食品の普及に向けた課題と施策」について多角的な視点から意見が交わされました。

イベントの最後にはネットワーキングセッションも開催され、研究者や産業界のキープレイヤーが一堂に会し、情報交換や今後の連携について活発な対話が行われました。

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