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• 創薬スタートアップ・アカデミアとグローバル製薬企業の対話を重視した新しい形のパートナリングイベントを開催
• Nakanoshima Qross創薬クラスターキャンパス事業(※1)の一環で実施
• イベント当日に創薬領域におけるオープンイノベーションの推進に関する覚書を締結
再生医療をはじめとする「未来医療」の産業化と国際貢献のハブ機能強化を目指す一般財団法人未来医療推進機構(大阪市北区、理事長:澤 芳樹、以下「Nakanoshima Qross」)と、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長 兼 社長:マーク・ハッソン、以下「ベーリンガーインゲルハイム」)は、創薬スタートアップ・アカデミア向けパートナリングイベント「Boehringer Ingelheim Partnering Day」を開催しました。
画期的な治療法の創出をめざすベーリンガーインゲルハイムにとって、アカデミアやバイオ医薬品企業とのコラボレーションは不可欠な要素です。自社の研究開発の強みとパートナーの強みを融合させることで、重点疾患領域において画期的な治療法の開発を目指すとともに、将来にわたってアンメットニーズが残ると考えられる領域において、革新的なシーズに対して早期にアプローチすることを重要視しています。その取り組みの一環として開催しているのがPartnering dayです。本イベントでは、ベーリンガーインゲルハイムのサイエンス・ビジネスのリーダーと対話できる機会を提供することで、革新的なシーズをもつスタートアップや研究者との出会いにつなげています。Partnering dayは過去に複数回欧米各国で開催していますが、アジアでの開催は今回が初めてとなります。
本イベントの公開セッションでは、国内外の創薬エコシステムに関する最新動向について有識者による講演が行われたほか、ベーリンガーインゲルハイムによるパートナリング戦略の紹介や、日本発のシーズをグローバル展開していくことへの期待について共有しました。非公開セッションには、免疫/炎症/線維化疾患、子宮内膜症、神経変性疾患、網膜疾患において画期的な新薬候補となる医薬品を開発するスタートアップや起業家を事前に募集し、日本を含むアジアで研究開発を行う、または研究開発を予定するアカデミア、スタートアップ、バイオテック企業14組織が参加しました。同セッションの中では、これらの企業とベーリンガーインゲルハイムのサイエンス・ビジネスリーダーとの個別面談(1on1)が行われ、参加企業が有する有望なシーズを実用化するために必要な取り組みや、ベーリンガーインゲルハイムとの協業の可能性について相互に議論する機会となりました。
ベーリンガーインゲルハイムの執行役員 神戸医薬研究所長である和田 耕一は以下の通り述べています。「Boehringer Ingelheim Partnering Day は、ベーリンガーインゲルハイムのサイエンス・ビジネスのリーダーとの対話を通じて、研究開発の早い段階からスタートアップやアカデミアの皆様と相互に理解を深める場としているところがユニークな点です。この取り組みに興味を持ち、募集にエントリーくださったスタートアップやアカデミアの皆さんに感謝を申し上げます。日本を含むアジアには、質の高い基礎研究や独自性のある創薬シーズが数多く存在しますが、今回のBoehringer Ingelheim Partnering Dayをきっかけに改めてその存在を知ることができました。日本にグローバル研究拠点の一つを構える特徴を生かし、日本およびアジア諸国の革新的なイノベーションが世界中の患者さんの生活を変える画期的な治療法につながるように貢献していきたいと考えています」
Nakanoshima Qrossの澤 芳樹 理事長は以下の通り述べています。「今回のようなパートナリングイベントは、スタートアップ等と製薬企業・投資家等の関係者を有機的につなぐ創薬エコシステムの形成を後押しし、我が国の創薬力強化やドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスといった課題への対応に資する取り組みです。Nakanoshima Qrossにとって、これまで外資系製薬企業とパートナリングイベントを開催したことはなく、グローバルな製薬企業であるベーリンガーインゲルハイムと共にBoehringer Ingelheim Partnering Dayを開催できたことをうれしく思います。引き続き、Nakanoshima Qrossは国内外の関係者が有機的につながるプラットフォームとなることを目指します」
また、当日は、一般財団法人未来医療推進機構(Nakanoshima Qross)と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社が、創薬領域におけるオープンイノベーションの推進に関する覚書(MOU)を締結しました。本MOUでは、アカデミアやスタートアップが有する有望な創薬シーズの社会実装を加速することや、日本の創薬エコシステムの国際競争力強化を目指し、両者がそれぞれの強みを生かして連携していきます。また、創薬に関する専門的助言やグローバルなパートナーシップ形成などの取り組みを進めていく予定です。
<開催概要>
イベント名: Boehringer Ingelheim Partnering Day
日程:2026年2月24日(火)
会場:Nakanoshima Qross2階 Qrossover Lounge 夢(現地開催のみ)
(大阪市北区中之島4丁目3番51号)
共催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、一般財団法人 未来医療推進機構
協賛: 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン
開催趣旨:厚生労働省「創薬クラスターキャンパス整備事業」の一環
創薬スタートアップ・アカデミアとベーリンガーインゲルハイムとのパートナリング促進を目的に開催
内容:公開セッション(有識者による講演・ベーリンガーインゲルハイムのパートナリング戦略紹介)
非公開セッション(個別面談)


※1:「Nakanoshima Qross創薬クラスターキャンパス事業」は、国内外の投資家・グローバルファーマが日常的につながる共創の場を整備し、創薬スタートアップ・エコシステムの形成と創薬力強化を通じて、革新的新薬の開発促進と新たな治療選択肢の提供を目指す取り組みです。スタートアップに対しては、専任担当が伴走し、技術開発から知財・規制対応、資金調達までを統合的に支援します。
本事業では、(1)コミュニティ構築、(2)スタートアップ成長加速支援、(3)海外ステークホルダー誘引、(4)海外エコシステムブリッジ、(5)創薬人材育成――の5つの柱を軸に、国内外の関係者が有機的につながる環境整備と、実用化に向けた実践的支援を進めています。
〔日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社〕
名称:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
所在地:〒141-6017 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower
代表者:代表取締役会長 兼 社長 マーク・ハッソン
ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の健康に貢献するバイオ製薬企業です。研究開発における業界トップクラスの投資を行い、アンメットメディカルニーズの高い分野で、より長くより良い生活を送ることを可能にする画期的な治療法の開発に注力しています。1885年の創業以来、ベーリンガーインゲルハイムは株式を公開しない独立した企業形態により、長期的な視点を維持し、バリューチェーン全体にサステナビリティを組み込んだ活動を行っています。より健やかでサステナブルかつ公平な未来を築くため、約5万4,500人の社員が130ヵ国以上で活動しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
〔一般財団法人未来医療推進機構 会社概要〕
名称:一般財団法人未来医療推進機構
所在地:〒530-0005 大阪市北区中之島4丁目3-51Nakanoshima Qross6F
代表者:理事長 澤 芳樹
URL:https://www.nakanoshima-qross.jp/
設立年月日:2019年11月22日
一般財団法人未来医療推進機構は、再生医療をはじめとする「未来医療」の実用化・産業化およびその提供を通じた国際貢献を推進することを目的に、産官学医の多様なプレイヤーが一つ屋根の下で集い、交流・共創を加速できる拠点「Nakanoshima Qross」の形成・運営を担っています。医療機関や大学・研究機関、企業(スタートアップを含む)、支援機関等が有機的に連携できるよう、拠点全体をオーガナイズし、未来医療の「創造」「実践」「共有」を循環させることで、いのち輝く未来の医療を切り拓くことを目指しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.nakanoshima-qross.jp
