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6月29日(月)~7月2日(木)「Nakanoshima Qross Anniversary Week」を開催しました。

活動レポート
2026.07.14
WHX Osaka 2026 ラウンドテーブル&ワークショップの様子


2026年6月29日、Nakanoshima Qross(以下「NQ」)は開業2周年を迎えました。これを記念し、6月29日(月)から7月2日(木)までの4日間、「Nakanoshima Qross Anniversary Week」を開催しました。

期間中は、再生医療の製造・産業化基盤、スタートアップと投資家・事業会社との接続、海外ライフサイエンス・クラスターとの連携、グローバル展開を支えるエコシステムの形成をテーマに、5つの特別プログラムを実施しました。国内外の企業、スタートアップ、研究機関、投資家、行政・支援機関等が集い、未来医療の社会実装と国際展開に向けた知見を共有するとともに、新たな連携につながる交流を行いました。

-世界標準を実装する、日本唯一のヘルスケアスタートアップエコシステムの構築へ-

初日には、次世代再生医療モダリティの開発と実用化を可能とする細胞安定供給バリューチェーンコンソーシアム「VMaCS」の拠点となる「VMaCSパイロットプラント」の開所記念式典を開催しました。澤 芳樹氏(一般財団法人未来医療推進機構 理事長)、草薙 尊之氏(クオリプス株式会社 代表取締役社長 最高経営責任者)による挨拶に続き、国・大阪府の来賓から、再生医療の産業化を支える製造・供給基盤への期待が寄せられ、テープカットが行われました。

午後のプログラムでは、再生医療分野の産業政策や、NQが目指す国際的なヘルスケアスタートアップエコシステムについて講演が行われました。また、VMaCSの全体構想と、細胞の大量培養・凍結・品質管理等を担う連携企業の技術が紹介されました。終了後には、VMaCSパイロットプラント等の拠点見学とネットワーキングを実施し、研究成果を製造・事業化へつなげるための連携可能性について意見交換が行われました。

VMaCSパイロットプラント開所記念式典・テープカットの様子

-NQ Global Life Sciences Startup & Investment Connect-

NQ8階 Osaka Life Science Nexus by Nippon Life and CIC(O-Nexus)にて、国際的なライフサイエンス投資コミュニティ「NQ Global Life Sciences Cluster」のキックオフイベントを開催しました。本イベントは、NQを核として、国内外の投資家、事業会社、海外クラスター、スタートアップ、研究機関、支援機関等が継続的につながり、投資、事業連携、共同研究、グローバル展開につながる接点を形成することを目的としたものです。 「Global Startup Pitch」では、WHX Osaka 2026等にあわせて来阪した海外ヘルスケア・ライフサイエンススタートアップが技術・事業概要と日本での連携可能性を紹介しました。続く「Startup & Investment Connect」では、国内スタートアップが研究開発の進捗や事業化に向けた展望を発表し、コメンテーターとして参加したVCから質問やコメントが寄せられました。ネットワーキングでは、国内外の参加者による活発な交流が行われました。

海外・国内スタートアップによるピッチセッションの様子

-支援機関・産業クラスター連携による相互展開モデルの構築へ-

オランダのライフサイエンス・ヘルスケア領域を代表する支援機関、産業クラスター、地域開発機関、研究開発機関の関係者を迎え、日本発スタートアップの欧州展開と、日蘭双方のエコシステムによる継続的な連携のあり方を考えるプログラムを開催しました。冒頭では、大阪府、一般財団法人未来医療推進機構、在大阪オランダ王国総領事館から挨拶が行われました。

RegMed XB、Health~Holland、オランダ各地域の開発機関等から、再生医療、MedTech、HealthTech分野における研究開発・資金支援・事業化・海外企業の市場参入支援が紹介され、日本側スタートアップからも技術と事業構想が発表されました。パネルディスカッションでは、規制、知的財産、臨床・実証環境、現地パートナー、資金調達等を早期から一体的に検討する重要性が共有され、ネットワーキングでは共同研究や欧州市場展開に向けた具体的な対話が行われました。

日蘭の支援機関・産業クラスター関係者によるパネルディスカッション・ネットワーキングの様子

UK-Japan Life Sciences and Tech Innovation MeetUP

英国と日本のライフサイエンス・ヘルスケア領域をつなぎ、再生医療・ATMP、バイオ、デジタルヘルス、医療機器等の社会実装と産業化に向けた連携可能性を共有するミートアップを開催しました。澤 芳樹氏、近藤 未生氏(大阪府 商工労働部 未来医療産業化推進監)、Michael Blyth氏(在大阪英国総領事)による開会挨拶に続き、Cell and Gene Therapy Catapultから英国のATMP産業化支援体制が紹介され、NQ・VMaCSが担う製造・実装基盤についても発信しました。

日英のスタートアップ等によるピッチでは、がん診断、抗体薬物複合体、歯の再生医療、RNAを標的とする治療技術、ヘルスケアソリューション等が紹介されました。パネルディスカッションでは、グローバル市場への展開に必要な資本、市場アクセス、政策、現地パートナー、支援機関の連携について意見が交わされました。終了後のビジネスMeetUPでは、日英双方の参加者が事業開発、海外展開、投資・支援等に関する情報交換を行いました。

日英エコシステム連携をテーマとしたパネルディスカッション・ネットワーキングの様子

-海外ライフサイエンス・クラスターと考える、グローバル展開を支える仕組み-<WHX Osaka 2026 ラウンドテーブル&ワークショップ>

最終日は、WHX Osaka 2026会場内にて、世界各国のライフサイエンス・クラスターやイノベーション拠点のキーパーソンを迎え、ヘルスケアディープテック・スタートアップの成長を支えるエコシステムの「世界標準」について議論しました。山口 信彦氏(大阪府 副知事)の開会挨拶に続き、澤 芳樹氏がNQの拠点戦略を紹介しました。その後、オランダ、英国、ドイツ、スイス、米国、オーストラリアの関係者から、再生医療、細胞・遺伝子治療、創薬、MedTech等におけるスタートアップ支援の実践事例が共有されました。

パネルディスカッションでは、研究機関、病院、企業、投資家、規制・支援機関が集積するNQの可能性や、人材交流、資金、規制対応を含む国際ネットワークの重要性について議論が行われました。続くワークショップでは、各海外拠点が提供するアクセラレーション、共同研究・PoC、KOL・投資家・事業会社との接続、海外企業向け支援制度等が紹介されました。参加者は、海外エコシステムとの連携を具体的な事業成長へつなげるための視点を深めました。

海外ライフサイエンス・クラスター関係者によるラウンドテーブル
 

4日間を通じて、再生医療の製造基盤からスタートアップ支援、投資・事業連携、海外市場への接続まで、未来医療の社会実装を支える多様な機能と国際ネットワークがNQを起点につながりました。各プログラムで生まれた人的交流と対話を、今後の共同研究、事業開発、投資、相互展開等の具体的な連携へつなげてまいります。 Nakanoshima Qrossでは、今後も国内外の大学・医療機関・企業・スタートアップ・投資家・支援機関・行政等との連携を深め、未来医療の社会実装とグローバル展開を支えるエコシステムの形成を推進してまいります。

国内外の参加者によるネットワーキング・交流の様子

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