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5月13日(水)、Nakanoshima Qross 2階 Qrossover Lounge 夢にて、BioLabs Japan合同会社と一般財団法人未来医療推進機構の共催による「ライフサイエンス分野におけるグローバルエコシステムと人材育成の最前線」を開催しました。
本イベントは、ボストンを中心とした世界有数のライフサイエンス・エコシステムの実態や、日本・関西との接続可能性をテーマに、グローバルな創薬・バイオ領域におけるエコシステム形成、人材育成、社会実装のあり方について議論を深めることを目的に開催されました。当日は、現地・オンライン含め、約80名の皆様にご参加いただきました。




冒頭では、澤 芳樹氏(一般財団法人未来医療推進機構 理事長)より、当日締結されたBioLabsとのMOUについて紹介があり、大阪・関西において世界水準のバイオテック・エコシステムを構築していく重要性が語られました。また、Nakanoshima Qrossを起点に、ボストンをベンチマークとしながら、日本独自のエコシステム形成を加速していきたいとの展望が示されました。
続いて、Johannes Fruehauf氏(BioLabs President and CEO)より、BioLabsおよびLabCentralの取り組みについて紹介がありました。ボストンのライフサイエンス・エコシステムは偶然生まれたものではなく、長期的な政府投資やインフラ整備、人材流動性、ネットワーク形成によって構築されてきたことが共有されました。また、スタートアップが挑戦しやすい環境づくりや、研究成果を事業化へつなげる“イノベーション・インフラ”の重要性について説明がありました。
小栁 智義氏(BioLabs Academy合同会社 ディレクター)からは、日本のアカデミア・スタートアップを取り巻く現状や課題について共有がありました。特に、グローバル市場を見据えた事業戦略や実践的なアントレプレナーシップ教育の必要性、研究成果を社会実装へ接続するための支援体制の重要性が語られました。




パネルディスカッションでは、Johannes Fruehauf氏、Felix Moesner氏(在大阪スイス領事館 領事館長)、澤 芳樹氏、森口 悠氏(一般財団法人未来医療推進機構 理事長補佐/大阪大学 医学部附属病院 国際医療センター 特任講師)、岩崎 誠司氏(Plug and Play Japan Senior Manager, Health)が登壇し、小栁 智義氏のモデレーションのもと、「大阪・関西のライフサイエンス・エコシステムに次に何を実装すべきか」をテーマに議論が行われました。
議論では、関西が有する高い研究力や大学・病院・企業の集積といった強みに加え、グローバル市場への接続、人材流動性、起業家教育、スタートアップ支援機能の必要性などが共有されました。また、日本特有の雇用文化や人材循環の課題、海外展開を前提とした“Born Global”の視点の重要性についても意見が交わされました。
さらに、BioLabsとNakanoshima Qrossの連携を通じて、研究成果を社会実装へつなげるための教育・メンタリング・ネットワーク形成を強化し、大阪・関西から世界へ挑戦するライフサイエンス・エコシステムを構築していく方向性が示されました。
イベント終了後には名刺交換会が行われ、参加者同士による活発な交流や意見交換が行われました。本イベントは、関西におけるグローバルなライフサイエンス・エコシステム形成に向けた新たな連携と可能性を示す機会となりました。
